2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三澤一文「なぜ日本車は世界最強なのか」

新書版でおよそ200ページの本ですが、読むのにけっこう時間がかかりました。なんでこう読み進めないんだろう? たとえばね。 p174 「日本企業では、今、社内に小粒システムが増えすぎて問題になっているところが多い。低コストで経営者の理解を得やすいのは…

世耕弘成「プロフェッショナル広報戦略」

これも課題。大きさは単行本だけど、軽い新書くらいのボリュームで、お風呂の中でほとんど読んでしまいました。(のぼせた) 著者の世耕弘成(せこう ひろしげ)という人は自民党の参議院議員です。 こんな人。http://www.newseko.gr.jp/ 大学卒業後NTTに入…

A.ブランデンバーガー&B.ネイルバフ「ゲーム理論で勝つ経営 - 競争と協調のコーペティション戦略」

これも課題。一見とっつきやすそうな文庫本だけど、けっこう読みづらくて苦労しました。論理が通じない箇所がたくさんあるのは、おそらく翻訳上の問題かと思う。 CompetitionとCooperationからの造語「Co-petition」がこの本の原題。学習院大学教授 淺羽茂氏…

坂村健「グローバルスタンダードと国家戦略」

訳あって読むことになりました。去年出たときに立ち読みして買うのをやめた本ですが。 感想:この本のタイトルは中身と合ってないなぁ。「坂村健の標準化技術随想」ではないのか?皮肉じゃなくて、その方が軽く読めるし、坂村先生が考えたいろいろなことを、…

伊丹敬之「経営戦略の論理」

同じ著者による「ゼミナール経営学入門」を2/3くらい読んだところでこっちを読み始めて、「ゼミナール」の方は結局最後まで読まないままになってます。「ゼミナール」の方が、厚い本だけどずっと楽に読める。文章が平易だし、基礎に徹しているからでしょうか…