2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

松本晃一「アマゾンの秘密」72

黒こんぶさんが某滞在先で読んでたので、影響を受けて読んでみた。 USじゃなくて日本のサイトってところに興味をもちました。USですっかり評判になってるあのショッピングサイトを日本で初めて展開する際の立ち上げに携わった当時のスタッフが書いた体験記っ…

名村晋治「Webブランディングの入門教科書」71

ほんとに教科書って感じの本でした。 会社とか商店とかが、初めて自分のサイトを作ろうと決めて、Web制作会社と話をしなければならない・・・というときに、ワガママにも言いなりにもならず、ユーザーを主眼に置いてひとりよがりでないサイトを作るにはどう…

樋口泰行「愚直論-私はこうして社長になった」70

愚直ってなんかイイ言葉だなぁ。ロックバンドでいえばThe Who、みたいな。(偏見?) 現在日本のマイクロソフトのCOOである樋口氏が、2005年、日本HPの社長時代に書いた、戦略本というより自分の軌跡と考え方を書いた本です。「私はこれで成功しました」とい…

古田マリ「仕事の設計図を描く」69

企業勤務の後に一級建築士となった著者が、設計という仕事から見出した「うまく仕事を進めていくためのヒント」を、それ以外の仕事一般に適用するためのさまざまなアイデアを披露しています。 たとえば。建築という仕事は行き当たりばったりではできない。常…

霍見芳浩「日本企業繁栄の条件」68

はー、またもやビミョーな本を読んでしまった。 1992年に「アメリカ政府・マスコミと闘っている唯一の日本人と言われる男」という触れ込みで書かれた本で、当時ニューヨーク市立大学教授だったそうです。 副題が「GM、パンナム、シアーズ、IBMの崩壊から何を…

ルイス・V・ガースナー「巨象も踊る」67

ベストセラーですね。今頃やっと読みました。最初にまとめてしまうと、学部卒でハーバードMBAを取り、その後マッキンゼー、Amex、ナビスコ社長と、典型的ないわゆるMBAキャリアを重ねてきた経営者が、日本的とも言われる終身雇用、現地主義、完璧主義の重厚…

内橋克人「匠の時代第12巻 IBMの方法、ホンダの発想」66

海外経営戦略というのをテーマにペーパーを書こうとしているので、日本におけるIBMとアメリカにおけるホンダの比較は「地元に、特にメンタルに受け入れられた」例として興味深い。・・・というコンセプトで検索してひっかかったので買ったんだけど、趣旨がぜ…