2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

宮永博史「顧客創造実践講座」148

「セレンディピティ」「ひらめきを生む発想術」に続いて3冊目に読んだ同筆者の著作です。今までの2冊はセレンディピティとひらめきという、時間をかけて徐々に感覚を身につけていくものについてまるごと1冊ずつかけて書いてありましたが、今回はひとつの事業…

東野圭吾「殺人の門」147

4冊目。 感想。・・・夏目漱石「こころ」を思い出した。「殺人の門」ってくらいなんだから、「青春の門」とかを思い出すべきなのかもしれませんが、読んでないので、ごめん。 頭から最後まで、Stream of consciousness、男の内面の独白。そして「こころ」で…

東野圭吾「幻夜」146

連続3冊目だ~。 この「幻夜」は「白夜行」の続編的作品らしい。パラレルストーリーのようでもあります。 読み応えはあるけど、読中感がすごく悪いところはどれも同じ。今回の解説者、黒川博行も書いてるけど、ディテールがよく書けてて自然なので、「え~~…

東野圭吾「悪意」145

「白夜行」にすぐに続いてもう1冊。なかなかaddictiveな作家です。 今回は体裁が凝っていて、容疑者と刑事の手記を章ごとに交代で見せていくという展開がスリリング。何度も何度もどったんばったん「大どんでん返し」を繰り返しつつ、真相に迫っていきますが…

東野圭吾「白夜行」144

はー、重かった。 手が疲れた、だって文庫本1冊で854ページもあるんだよ・・・ じゃなくて、内容が。(←長い) 思えばこの人気作家の本を読むのは初めてでした。この本も表紙が綾瀬はるかと山田孝之で、なにやらトレンディなイメージも少し持ってたんだけど…