2015-12-05から1日間の記事一覧

小野正嗣「獅子渡り鼻」370冊目

せつなく深い小説だったけど、行き着くところがなかった。漂ったまま終わった。あまり手の入ってない昔ながらの漁港があって、昔から住んでる人たちには彼らなりの思いがそれぞれあるし、都会へ出て行った人たちにも、都会から戻ってきた人たちにも。何も深…