2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

増永菜生「カフェの世界史」1162冊目

これもAudibleで。この本は、ちょっと読み(聴き)づらかったな…。ものすごく軽い気持ちで聴き始めたら、論文みたいな感じの箇所が多かったのが一つ。あと、世界地図の上に、年代につれてコーヒー生産地やカフェ発祥地のピンをどんどん刺していくような”もれな…

上村裕香「ほくほくおいも党」1161冊目

前作(ヤングケアラーを扱った「救われてんじゃねえよ」)に続いて、痛くて重くて苦しい内容でした。タイトルとは裏腹、というか、この本のなかの当事者たちがおだやかさを夢見てつけた共助グループの名前だからこそ、痛い実態とそれがかけはなれているとい…

近藤一博「疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた」1160本目

コロナウイルス感染症の後遺症である疲労にも通じる、疲労”感”の出現やうつ病、その原因物質や、ウイルスとの関連性などについて、この狭い領域の研究を詳細に科学的に書いた本です。 詳細かつ科学的なので、私が読んでもなんとなくわかった気になるだけで、…

朝井リョウ「何者」1159冊目

だいぶ前に映画を見て、なんかいやな世界だなぁと思って、原作は読まずにいました。最近「あの本読みました?」に出ている著者本人があまりにも好感度高いので、改めてこの有名な作品を原作で、と思い、Audibleで聴いてみました。 会話が自然でおもしろく、…

サラ・ベイダー「ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと」1158冊目

書店内をぷらぷら歩いてたら、たまたま目についた本。先々月わたしも猫をなくしたところなのでタイムリー。本に呼ばれたのかな? この本は、作家や音楽家などの人たちが、一緒に暮らす犬や猫たちへの愛を語り、それらを失ったときの気持ちをつづった文章を、…

湯本香樹実「夏の庭 -The Friends-」1157冊目

これもどこかで勧めていた本。主人公たちは小学6年生だけど、無邪気なだけじゃなく大人になり始めていて、中高生、大学生や大人でも十分に楽しめるジュブナイル小説だと思います。 3人の少年たちが「死体を見てみたい」という気持ちで、もうすぐ死ぬんじゃな…

王谷晶「完璧じゃない、あたしたち」1156冊目

すごく面白かった。 先日「ババヤガの夜」でダガー賞を受賞した著者の短篇集です。これの初版は2018年、だいぶ前という気がしますが、ババヤガも受賞したのは英語版で、日本では2020年、5年も前に出版されています。ご本人にしてみれば、ババヤガもだいぶ前…

講談社・編「これが最後の仕事になる」1155冊目

これってシリーズもののオムニバスショートショート集らしい。途中の号から読み始めてしまったみたいだけど、とても面白かったです。24人もいる!新進気鋭あるいは中堅に近い作家さんたちが、それぞれめちゃくちゃ頭をひねって生み出した力作揃いです。しか…