唯川恵「刹那に似てせつなく」93

なにかハッピーなロマンスでも期待していた私がバカでした。

のっけから喉を包丁で切り裂く殺人事件。横浜の蛇頭が出てくるわ、じゃぱゆきさんの売春婦が出てくるわ。バイオレンスで不幸で裏街道で、なんだか馳星周の世界です。

・・・という意味で、パパの趣味ではあるのかもしれません。

スタバで1日で読めちゃう、娯楽の1冊でした。この人はこの作品の5年後に直木賞をとっているので、この後の展開はちょっと興味ありますね。

以上。