藤尾秀昭「小さな人生論」94

先生からいただきました。

1つ1つの章がとても短いので、あっという間に読めてしまいます。

われながら気持ちが浮ついててダメだ~と思って、聖書とか仏教聖典とか、あのホテルのベッドの脇の引き出しに入ってるような本を読みたいと思うことがあります。これもその手の本だと思うけど、どこか違う・・・

特定の宗教に依拠していないこと・・・それは事実だけど、そこじゃない。

なんか、まじめなんですよ。道を踏み外すことなど一生ない、素直で実直な人の世界だなという感じがします。

だから、そういうタイプの人にはすっぽりとはまるんじゃないでしょうか。

私みたいな、あっちに踏み外し、こっちに偏り・・・最後には大体平均して真ん中くらいになるだろう、というようなダイナミックな(この本に言わせると悪党なのかな)ものには、少しだけきゅうくつな感じもする。

でも基本的に実直な人は好きです。見習おう、と素直に思える本でもあります。

ほかのひとたちはどうなんだろうな。

以上。