私立探偵 濱マイク 12 利重剛監督「ビターズエンド」337

SIONが、マイクの少年院仲間として登場。血も涙もない殺人者として恐れられている彼は、銃の取引で金を持ち逃げした少年を追っています。少年の恋人に暴力をふるって居場所を吐かせて、銃を片手に少年を倉庫に追い詰めたら・・・。

「仲間を命がけで助ける」というマイクの信念が貫かれて、せつなくも感動的なラストでこのシリーズは終わります。

SION自身の歌が流れて、最後はもうSIONが主役…という印象を強くしすぎたのは、シリーズ最終作としてはちょっと微妙な気もします。じっさいこの回はSION以外はそんなに強い印象がありません。このTVシリーズの頂点は、自分としては石井聰亙監督「時よとまれ、君は美しい」だったかなと思います。

さて、今度は改めて劇場映画のほうも見直してみたい…けどレンタルしてないんだよな…。買うか…!?