町山智浩「本当はこんな歌」548冊目

この本もとても面白かった。知らなかったことも知ってたことも色々だけど、90年代以降自分がさっぱり音楽を聴かなくなったのでそれ以降のバンドのことを知らなさすぎる。。。

ところで町山氏には情報屋がいるね?

彼の英語力はプロフィールを見る限り、ネイティブではない。英米に長く留学してたとか、日本の滞在の方が短い帰国子女でもなければ、英単語はともかく文化的背景(聖書に始まり20世紀のアメリカのテレビ番組や流行など)にここまで詳しくなるはずがない。ネットや図書館で調べられることにも限度がある。大人になってから移住しても、そういう過去の蓄積は身につかないので、奥さんがアメリカ育ちとか、アメリカの映画や音楽評論家と大親友とか…。そういうツテのおかげで、こういう本が日本語で読めるとしたらありがたいだけなんだけど、ツテが途切れたら途端にこの人の記事の読みごたえが「普通」になってしまうのかな。それはとても残念なので、情報源のキープも含めて、ずっと面白い記事を更新し続けてくれたら嬉しいです。

本当はこんな歌

本当はこんな歌