タイトルに親近感を覚えて選んだんだけど、この本ちょっと謎です。著者の「イシコ」という人のことがよくわからない。カバーの表紙裏折り返しにだけ説明があるけど、最後のページの後は「あとがき」もプロローグもなく、突然奥付。女性のような名前の人が自分自身のことを「僕」と呼んでいるのが不安。ひとりメシを苦手だと愚痴る口調が女性だと思ったのに。口絵のカラーページに多数掲載されたご飯写真が、どれもまずそう。もうちょっとどうにかならなかったのか、食べ物の本で全部まずそうって…。
でググったらどうやら男性のようです。「女性ひとりでもOKでまあまあ美味しくて安いお店」リストとしては使えませんね。本文も読みかけたけど、この人はあまり食べ物に興味がなさそう。自分の旅日記のなかに、いかに食べることが大変で辛いかということがつづられている本のようだったので、早々に切り上げることにしました…。最後まで読まない本ってめったにないんだけどな…。