「世界一周女子旅BOOK」560冊目

思い立って世界一周ひとり旅に出た、20~30代の日本の女性10人が、自分の思い、自分の旅のいきさつやルートや出会ったものごと、などについて語りつくした本。

彼女たちの純粋な思いと、心を開いて出会った素晴らしい人々や風景にふれて、心が洗われるような本でした。

今の私にはもう、彼女たちのような鋭敏な神経もすばやい運動神経もないので、もうちょっと安全に振れた旅を自分で構築したほうがいいんだろうな。

大陸の端っこ。信じられないような世界の果て。たどりつくことだけを目指して行っても、そこで得られるものが必ずある。

得られたものをその後の仕事に生かすかどうかって、若いころは気になるだろうけど、究極的にはそれもどうでもいいことなんだ。生まれて死ぬまでの間に、魂が震える思いが何度かできたっていうことが、自分の人生の最大のピークになるのだ。

ピークが10代に経験できる人もいれば、70代の人もいる。

せっかくの一度の人生、ルートを決めた旅行って比較的リスクが少ないんだから、みんなあこがれの地に出かけてみてほしいなと思います。

私も、がんばる。