高橋桐矢「占い師入門」579冊目

会社を辞めたがってる友達が「占い師になりたい」と言ってたのを思い出して、会ったときに上げようと思って「ご自由にお取りください」に置いてあった本をもらってきました。が、読んでみたら予想外に面白かった!そして、すっごくまともな本でした。この本が出た当時は著者いわく「無名の占い師」だったそうですが、占い師の実情を、みょうにスキャンダラスにあおることなく、誠実に書いたほんとに良い本なんですよ。高校生くらいの子のための職業指南書として授業で使っても良さそうなくらい。

基本をきちんと勉強すること、その上で「100%は当たらないという認識をちゃんと持つこと」。タブー(たとえば病気や死期にかかわることは占わない)を厳守すること、などなど。この占い師さんになら自分の運命を相談したいなと思えてしまいます。そういう誠意の積み重ねが大事ってことだなと、身をもって示してくれた感じです。これは何の仕事でも同じかもしれませんが…。

占い師、いいなぁ。。。。いかん、やりかけの通信教育が2つもあるのでそっちが先だ!

占い師入門

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