エリザベス・キューブラー・ロス「ライフ・レッスン」584冊目

キューブラー・ロスの本がとてもよかったので、さっそく続けて読んでみました。

これもいい本。よりよく死ぬということはよく生きた後に起こる結果だから、人はどう死ぬのかをある程度わかって安心したら、じゃあさっそく今日どう生きるか?ということを考え始めないといけません。

ここ数年、滅入ることが続いて瞑想とか内観とかいろんなことに挑戦してきました。自分を否定して否定して、自分でないものを目指しながら、中から自分を動かすエネルギーにうまく対処できずに弱ってしまっていて、それが行くところまで行ってしまった気がします。手放すこと、明け渡すことの大切さ。

旅に出ると、バス停にたどり着いても2時間待つしかない、といった状況に遭遇します。そういう何もしない、何もできない時間が自分をやっと本当に休ませてくれる。私はフルタイムの仕事を辞めて、これからの人生は自分を満たしてやることに専念しようと思っています。今までよりヒマで今までほどお金を稼いでないけど、それがいったいなんだっていうんでしょう?