ケン・リュウ「生まれ変わり」591冊目

やっぱり面白かった。いくらでも新しいアイデアが出てくる。この人弁護士でソフトウェアデベロッパーだし、IQすごそうだなぁ。SFって、今発見されたばかりの新しい事実や技術の「その先」とか「もっと先」を好きなだけ想像してふくらませることができるから、ビジョナリーにとってはイマジネーションの楽園なんだろうな。法律も科学技術も良く知ってるし歴史も学んでる。ぼんやりとした想像じゃなく(例:僕たちはがんばってるけど政府はむにゃむにゃ…)、頭の中に社会システムと技術でしっかりとした世界が構築できる。

三体パートⅡも日本語訳が出たし、ますます新中国SFが楽しみだなぁ。