あー面白かった。
「三体1」を読んだのは2年半ほど前なので、相当内容を忘れてました。それ以上に、共通の登場人物が意外に少ない、というか、中心人物がほとんど入れ替わっているのが(私なにも覚えてないや、このまま読み進めて大丈夫かな)という不安材料になりますが、1のことはだいたいの設定と結末を覚えていればあとはシリーズものの別の巻くらいのつもりで読んでも大丈夫なのでした。
でも、とても複雑で難しい小説だと思うので、ちゃんと時間をかけて、ときどき前のページを繰ったりしながらゆっくりじっくり読むのがよし。
面壁者と破壁者という概念の発明がね、最高にスリリング。中でも、自覚のないまま面壁者に任命されてしまったチャランポランな科学者「ルオ・ジー」の存在が。
科学的にどれほど説得力があるのかないのかは、「1」だって荒唐無稽な大ぼら話なのでそこは騙されたつもりで著者の掌の上で遊ばせてもらうのがベスト。
もうすぐ「三体3」出るんだって?うーむ、次はなるべく時間を空けずに読みたいな…。