タイトルが最高だと思って借りました。著者はモンティ・パイソンのジョン・クリースの元で仕事をしてたことがあるとのこと。知的でドタバタで、とてつもなくバカバカしい…というモンティ・パイソンのセンスが確かに感じられる気もします。
全体的には、私にはテンションが高すぎて乗り切れなかったり、1979年に書かれてからかなり年月がたってるせいで、細かいところで考え込んでしまったりすることがあって、「難解」と言っても過言でない気がします。これ、日本だったら絶対マンガにするな。マンガ慣れしている私には、この複雑な表現は絵がないと入っていけない。読んでる途中で映画化されてることに気づいたので、それを見てみることにします。
とはいえ、じわじわ~~~っとくる笑いがあって、すごく好きな部分がいくつかあるので書いておきますと:
・宇宙人に向かって自己紹介をする場面で。22章「名前はデント。アーサー・デントです」「いいかい、デントアーサーデント」(一部改変してます)
・重い鬱病のロボットが、1秒間に数百万匹のひつじを数えたあと、自分でスイッチを切って休んだ。(あとで探しても見つけられなかったので、実際の表現はちょっと違うと思う)