川口加奈「14歳でおっちゃんと出会ってから、15年考え続けてやっと見つけた『働く意味』」831冊目

テレビでこの人の活動を紹介してるのを見た。「プロフェッショナル」かな?

子どもといっていい年齢でホームレスということに出会って、即ボランティアを始め、その後ずっと彼らを知り、彼らのことを発信し、彼らと共存するための活動だけに邁進している女性。すごいなぁと思うし、脇目も振らない一途さがまぶしいです。こういう活動を役所でやれたらどんなに大規模に展開できるか・・・。自転車の問題もホームレスの問題も、あらゆる都会に発生しうる問題だ。少なくとも大阪の問題は東京の問題でもある。東京には東京の支援団体がいくつもある。こういう実践の共有とか学び合いみたいなものも、やってるのかな。

こういう本を読むと、「何とかしなければ!」という気持ちがやたら高まってしまうけど、頭が熱くなってるときは判断を誤ることが多い(私の場合)ので、しっかり記憶にとどめていつか何か建設的なことにつなげられたらと思います。