星新一「ノックの音が」1110冊目

先日、池袋の梟書茶房という素敵なカフェで、コーヒー&本を選んでくれるという夢のようなイベントがあったので参加してきました。私が選んでほしい本は「本を読まない人に勧められる本」。で選んでくださった2冊のうち1冊がこれです。

星新一ショートショートかぁ、絶対面白いし全部とても短いので、これなら確かに勧められる!同じ内容を映像にしても音声ドラマにしても面白いけど、文字で読むことでめいめい勝手に情景を頭に思い浮かべられて、普段文字をあまり読まない人なら私とは違うカラフルな世界が広がるのかもしれません。

星新一の短篇集を読みまくっていたのは、たぶん高校生の頃?”学級文庫”的に、誰かが読み終わった本を教室の後ろに並べていて、私もかたっぱしから読ませてもらいました。当時もあまりの面白さに感動したけど、今読んでも同じ感動があります。(※ストーリー全部忘れてる、でもよかった)(いやもしかしたらこの本は未読?「ボッコちゃん」や「おーい出てこい」はくっきりと覚えてるもんな)

改めて言います。この本は、古今東西どんな人にもお勧めできる名作です。これほどの短編の書き手は世界中探してもそんなにいないんじゃないかな~。