有栖川有栖「闇の喇叭」1128冊目

高校生探偵「ソラ」シリーズ第一作。第二作を読んでジュブナイルっぽいなと思ったら、実際ジュブナイル向けに書かれたものだったんですね。それにしてはこの第一作は、なんか雰囲気が暗い。光があまりない。そして、著者の?政治的メッセージを独白の形で出演者(登場人物だけど)がとうとうと述べる場面が多い。舞台は人里離れた小さな町、警察は冷酷無情、なかなか厳しい設定…だけど面白かったです。日本が二分されているという設定が、ありそうであまり読んだことがなかったので新鮮だからかな。

第一作、第二作と読んできて、ソラと彼女の家族の行く末をどうしても見届けたいので、さっそく完結編も読むことにします。