これもAudibleで。これは、オンラインのテキストを、何度もスクロールして読んだ記憶があるけど、映画化されたことだし、改めて聴いてみることにしました。
最初は予想(または記憶)どおりで、わずかなヒントを小出しにして誘い込んでいくようだけど、途中から意識高い若者たちの集いとか、SNS上のやりとりとか、なんかいろんな要素がてんこもりで出てきて、何の小説を読んでたんだっけ?と頭がうろうろしてしまいます。が、それはそれでもよくて、ホラーといってもさまざまな要素を取り込んで、読者をあっちへこっちへと振り回してくれるのもサービス精神だと思います。「あの本読みました?」にときどき出演している背筋氏は、あまりにもいい人そうで、ああホラー作家っていうのは、一番新しい一番面白いネタを考え続けるお笑い系の構成作家と同じように日々がんばっているんだ、と思いました。
とはいえ、私はお笑いもホラーも興味があるけど、常に新しい刺激を求め続けるにはちょっと年をとりすぎてしまって、体力的に疲れてしまいがち。この小説はある意味面白かったけど、もうちょっと元気があってヒマヒマなときに別の作品を読んでみるかな、と思います。
