人気ゲーム「8番出口」が映画化。それをノベライズしたのがこの小説。ゲームにはない主人公の特徴づけが行われているらしいです。映画派ちょうど今日、2025年8月29日公開で、小説はそれに先立つ7月に発売されてるんだけど、Audibleで早くもオーディオブック化され、追加料金なしで公開されてたので聞いてみました。この辺の匙加減も、川村元気の判断によるものなんだろうな。
この人っていったい何者なんだろう。素晴らしい作品があるけど、ちょっとわかりにくかったり、ちょっと暗かったりするのを、彼がやってきて魔法の杖を3回振ると、人口に膾炙するものに変化する。って感じ。人間の本能的ななにかをくすぐる。
この作品に関しては、ゲームのことを聞いたことはあって、映画化されると知ってたけど、この小説でオチまで明かしています、というか、ゲームなら当然「8番出口から外に出る」が上がりですね。ただ、あちこち歩き回って、あらかじめ仕掛けられた「異変」に気づいたら方向転換をして、1つずつ番号があがっていく出口を追って、最後に8番出口から外に出るわけですが、その辺やその後のことは多分映画オリジナルなのでここでは触れません。
内容はかなりシンプルです。出会う人は少ないし、事件らしい事件はあんまり起こらないし…でも面白かった。結局、偶然の要素が強いのでは?とずっと思ってたけど…。映画の宣伝を見たことがあるので、音だけを聞いててもなんとなくビジュアルがイメージできてしまうし。その辺、計算されてたんだろうなと思います。おそらく、聞いた(読んだ)あとで映画を見ても楽しめるんじゃないでしょうか。ゲームはもうやってみたいと思わないけど…(老眼でね)
