コロナウイルス感染症の後遺症である疲労にも通じる、疲労”感”の出現やうつ病、その原因物質や、ウイルスとの関連性などについて、この狭い領域の研究を詳細に科学的に書いた本です。
詳細かつ科学的なので、私が読んでもなんとなくわかった気になるだけで、読み終わったあとに「理解度クイズ」とかされたら多分0点なのですが。
けっこう有名なアルツハイマー治療薬「アリセプト」がコロナ後遺症の疲労感改善にも効く、というのは私でも「へえ!」ですが、この本の初版2023年はともかく、2025年の今、検索しても「アリセプト」の効能にコロナ後遺症はありません。医家向け薬剤の発売までには、時間がかかるからな…。
また、研究においてはたとえば「ニコチンがある病気にはよく効く」という実験結果が合っても、煙草は体に悪いという呪文のために研究がその後続けられない、といったことも書かれています。研究ってお金がすごくかかるからなぁ。でも、見込みのある、役に立つ研究を続けることはぜったいに重要なので、ビルゲイツみたいな大富豪がこういうのにもお金を出してくれるといいんじゃないかと思います…。
