このシリーズずっとAudibleで聴いてる。春のいちごタルト、夏のトロピカルパフェ、秋の栗きんとんと聴いて、これは季節指定なし。
あまり命の危険もなく、比較的ほっこりと、楽しく聞くことができました。巴里マカロン、紐育チーズケーキ、伯林あげぱん、花府(フィレンツェ)シュークリーム…この中で伯林あげぱんは完全に既視感がある。
調べたら「ミステリー」って雑誌に最初に掲載されてて、その雑誌からのオムニバス単行本「あなたも名探偵」に入ってたみたいですね!2021年に紙で読んでました。小市民シリーズを聞き始めたのは2025年に入ってからだけど、先にひとつ読んでました。かなりはっきり覚えてたなぁ。(よかったまだ私の記憶力)
このシリーズ、「小市民」って言葉自体にそもそもトゲがあって、勇気のない鬱屈した小物みたいな感触があるし、小鳩と小山内という才気あふれ、かつちょっと残酷なこともおそれない二人にとっては、自分を守るための隠れみの、という、どっちから見ても素直じゃない、ひとひねり裏のある言葉です。この二人のやりとりは、しかも、ときどきかみ合わなくて、なんだかんだ「言わないけど私の気持ちもわかってほしい」小山内に対して「言葉として表されていないことまで深読みはしないよう心掛けている」小鳩は一枚岩ではありません。でも彼らの賢さや、小山内の乙女な部分は、読んでて楽しい。
次は冬だ。Audibleに入ったらまた聴きます。
