なんとこれは詩集です。でもロマンチックな詩集でも自己否定の詩集でもありません。すごく普遍的に、地に足をつけて地球の自然のなかで無理をせずに生きていくための考え方を、しずかに主張しているような本。
字が大きくて文字数は少ないので、丁寧に読んだつもりでもあっという間だけど、頭の中に何かが残っていて、いつかまた、何か悩んだり迷ったりしたときに読み直してみたいなと感じます。そういうときに、迷いのない言葉で力をくれそうな。
何かを感じてそれを繊細な言葉でつづった「詩」ではないんですよ。哲学書みたいに、自分の考え、生き方についての主義主張を詩の形で書いたものです。
一度さらっと読んだだけでは価値が十分にはわからないし、けっこう断言口調なので、弱ってるときに癒してくれる本ではないけど、きっとこの本が必要になる日がくるだろうな…そんな本でした。
