宮島 未奈「成瀬は都を駆け抜ける」1237冊目

久々のAudible。待ちに待った成瀬の最終作!もっと続けて!

何がいいって、成瀬あかりのキャラクターの強さですよね。まったくぶれることなく賢く強く優しい。空気は読まないけど人の窮地はすぐに察する。こんな人が近くにいたら絶対にファンになるだろうな…の割に友人は少ないみたいだけど。

森見登美彦オマージュに割かれたページがだいぶ多くて、どんだけリスペクトしてるんだと思うけど、私たちが思う京大のイメージにはこたつが必要というか強く補強しているので、いいと思います。(今も京大生はお互いに「xx氏」って呼び合ってるんだろうか)

彼女の生きざまというか、ありようがとにかく好きなので、何をやっていてもいいから彼女のままでいてくれ、そのままずっと見ていさせてくれ、と思うけど、これで終わりなんですね。残念だけど、これまで読者を幸せにしてくれて著者には本当に感謝です。3冊全部Audibleで聞いたので、滋賀弁?も含めて変幻自在のナレーターの鳴瀬まみ氏にも感謝と拍手を。