多和田葉子「白鶴亮翅」1266冊目

とても面白かった。視点がユニークな日本の中年女性が、ベルリンでいろんな国から来た人たちと、いろんな交流をする中で、語るに足る面白い経験をする。

でもなんかエッセイみたいな小説ですね。幻や幽霊や、いろんなものが出てくるけど、みんなふらっとやってきて、すっと去っていく。私はこの著者より少しだけシリアスな人間なのかな。

語り手がやってる太極拳は日本でも一番ポピュラーな楊式24式というやつなのかな、その太極拳にも「白鶴亮翅」という動きがあるらしい。最近とつぜん太極拳にはまって、ひどいときは週に4回も道場に通っていて、やっと白鶴亮翅も覚えかけたところで、このタイトルを見て、読まずにいられなかった…というのがこれを読んだ理由でした。

今日もたくさん失敗したし、意識すればするほど下手になる気がするけど、たぶんこういう時期があるもんなんだろうと考えて、明日もまた道場に行く予定です。(日記かこの感想文は。)

白鶴亮翅

白鶴亮翅

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