2008-09-26から1日間の記事一覧

村田喜代子「八つの小鍋」133

村田喜代子の小説はつかみどころがなくて、たぶん作者も意図してるんだろうけど、ボケ老人の話を聞くともなく聞いてるような感じだ。「鍋の中」以来ずっと、現実と創造の境目をわからなくすることに血道をあげてる。と同時に、「熱愛」では、突然消えてしま…

ぱーぷる「あしたの虹」132

いやーびっくりした。 私も好きなあの大作家僧が、こんなものを書いていたとは!私(←オバサン)としてもケータイ小説デビューです。 昨日の日経夕刊ではじめて知って、さきほど一気にPCで180ページ読み切りました。重さとしては「サザエさん一冊」程度でし…