2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
映画をよく見るようになってから尊敬している、カンヌの最高賞2連覇の巨匠ミヒャエル・ハネケのインタビュー集。いったいどういう神の視点を持ってる人なんだろう?って思ってたので、興味津々でした。 この本はハネケの全映画作品についてひとつひとつイン…
面白かった。自分の身に迫ってくる、ぞっとするものもあった。 新宿バルト9の地下にある、Brooklyn Parlourっていう相当いけてるカフェラウンジには、写真集やら単行本やらいろんな本が置いてあって、読みながら時間をつぶすこともできれば、気に入ったもの…
中南米の文学に興味があるし、小野正嗣が訳したフランス語の現代文学ということで、読んでみました。そもそも小野正嗣の小説が、わりあい読みにくい。場の描写が精密な分、大枠をとらえて筋を追うのが難しい、気がする。さらに舞台が、中南米のフランス領の…
図書館でたまたま手に取って借りてみた。読んだことのあるものが多かった。もしかしたら、全部既読かも。でも、読み返す面白さもある。星真一のショート・ショートみたいに。(村上春樹の短編にはオチがないのが多いけど。長編もか) アメリカで選ばれた短編…
著者は、「英語でしゃべらナイト」「ニッポンのジレンマ」「爆笑問題のニッポンの教養」、最近では「ニッポン戦後サブカルチャー史」といった番組で、常に私の知的好奇心を刺激し続けているNHKの敏腕プロデューサー。そういう人がたとえば、あんまりオフィス…