2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
これはいい本だった。他がダメだというより、いままでに読んだ他の本と違ってバブル崩壊後に書かれた本だという点が大きいです。猫も杓子もドバイドバイと騒いだあと、確かめもせずに「終わった」という人たちが現れ、現地でずっと状況を見ていた著者=なん…
ドバイ本も4冊目になると新しい情報がないです。著者のせいではないです、4冊目だから。あと、この本が書かれたのもドバイが万事急上昇中だった2008年の本だから。そして、お金持ちが集まる理由は、ドバイが0タックスのハブ地、観光地として国をあげて開…
副題は「目からウロコのドバイ暮らし6年間」。出版年度は2014年です。 これは「地獄のドバイ」と比較すると”天国のドバイ”といってもいいよう世界ですが、そもそも取り上げられている人々の階層が違います。この本には、家にメイドがいる人たちしか出て…
最近の海外旅行は、老後の移住をうっすらと思い浮かべながら行ってる私ですが(お金ないけど)、ひょんなことからリストに上がったドバイについて、適当に本を取り寄せて読んでみました。良さそうな本も悪そうな本も含めて、こういうときは濫読です。 「地獄…
ジャンルはミステリーではなくホラーだそうです。舞台の脚本のト書きみたいな情景描写がすごく多くて、ストーリーの進行が少ないなぁ。ミステリアスな漫画みたいです。 多分まだ若い頃の作品なんだろうな、60そこそこの主人公が「xxじゃろう」みたいな、昔…
読み終わって暗い気持ちになった。最後まで読んだりしなければよかった。私はどんな旅行も好きで、なにもなさそうなところのなにもない宿に泊まってさえ、必ず「面白い!」と叫べるほど、好奇心には自信がある。この本もそういう人の心踊る本かと思ったら、…
この本は、村上春樹が2000年9月のシドニーオリンピックを現地取材したときの現地レポート、というよりエッセイです。私は2015年4月〜5月のシドニー旅行にこの本を持って行って、短い滞在だったけどちょこちょこ読みながら過ごしてみました。 15…