本)著作権・特許その他知的財産関連
なんて退屈な、特徴のない、木で鼻をくくったような文章なんでしょう。・・・というのが正直な読み心地です。「えらいてんちょう」の本は何冊も面白く読んだのに、あの率直でエモーショナルな語り口はどこにもない・・・なぜなら、これは彼が自分で書いたん…
面白かった。刺激的だった。タイトルやデザインのテイストがトンデモ本やゴシップサイトみたいだし、文中ちょくちょく英語の四文字言葉に相当しそうな表現が出てくるけど、これはおそらく、法律書を読まない一般の人たちのための由緒正しい法律書だと思いま…
SNS上のコンテンツ著作権について書いた本は、見つけたら片っ端から読んでます。図書館で借りられるものは借り、良さそうだと思ったものは読み終える前に買う。そうやってこの本も、借りた当日に購入しました。 これってどうなんだろう?と疑問に思いながら…
JASRACの細かい規定が知りたくて本を探したんだけど、これ以外には見つからず(他はみんな批判的なものばかり)、借りてみたのですが、実務よりJASRACの歴史や法的根拠を書いた本でした。間違えた~~ 以前受講した、日本音楽出版社協会の「音楽著作権管理者…
良書だなぁ。 よく疑問に思うけど判断基準がわかりづらいトピックについて、しっかり過去の裁判例を示して非常に論理的かつ簡潔に説明してあります。専門の弁護士にちょっと相談してみたら、こういう意見がビシッと返ってきそう。この法律事務所に実際に相談…
広い範囲を整理してまとめてあって、かつ、各章の冒頭のマンガでポイントがつかみやすい。実践編だけど初心者にも良い本だと思います。 知財にかかわる仕事を長いことやってるけど、途中何度も抜けたので、法律がどんどん変わってるし、一生関わっていこうと…
買う前に図書館で借りてみたのですが、必携だとわかったのですぐに買います。 エンタメ関連の法律解釈・運用に関して、福井先生をはじめとする骨董通りの先生方の信頼度は高い。交渉力が比較的低い実演家の立場をつねに配慮しつつも、レコード会社や放送局の…
最近また法務の仕事を始めたので、オンラインセミナーを受講したらこの本が紹介されたので、さっそく読んでみました。 めちゃくちゃ地味な装丁。最近ここまでシンプルなのは珍しいくらい。単行本なのに岩波文庫みたいだ。奇をてらったり見た目で勝負しようと…
副題は「Apple、Amazon、Googleの知財戦略を読み解く」。 この本は電子書籍と紙の同時発行。もともとは、impressの電子“雑誌”である「OnDeck」に連載された記事を、EPUB3とプリント・オンデマンド(注文に応じて即座に印刷・製本)の形で発刊したものです。…
これも、twitterでいまフォローしている福井健策氏の新著。というか"オタキング"岡田斗司夫氏との対談です。 二人ともかなーり異端な意見の持ち主で、突っ込みどころも多いが思い切りのいい持論を気持ちよく展開してくれます。 副題が「デジタル時代のぼくら…
著者のTwitterで知って、さっそく買ってみました。 これは海外との契約交渉のスキルがない人が、次の交渉に備えるために読んでおく本のようです。ターゲットは国内の交渉経験が豊富で、むしろその経験に縛られている、企業法務スタッフや、これから交渉に乗…
一口に著作権と言っても、モノが違えば法律も違う。 テキストデータやコンピュータープログラムなんて、単純なほうだったのです。 原盤権って何よ?なんで著作者以外のレコード会社や放送局が、著作権法で特別に定められた権利を持ってるのよ?もうその辺、…
新書で200ページ強。カバンに入れておいて、移動時間や待ち時間にとぎれとぎれに読んでもOK。専門用語をほとんど使わず、きわめて平易な文章で、法律論をさけて今世界で起こっているさまざまな事象を紹介し、それらの置かれた状況を解説した本です。 著者は…
最近ちょっとこういう世界から遠ざかってるなーと思って、できるだけ新しい著作権の本を図書館で探してこの本を見つけました。2006年発行だけど、著作権法は変化が早いから、事例はすでに懐かしく感じます。 表紙を見るとかなり初心者向けっぽいけど、中身は…
改めてちょっと標準化のお勉強をすることにしました。で、これが参考書その1。 筆者は知財畑の法律家で、だからなのか、いままでの自分の経験とぴったり重なってうんうんと実感でき、面白かったです。内容はタイトル通り、公共性の強い標準化と独占排他権を…