本)全般・その他

ジョン・ガイガー「奇跡の生還へ導く人~極限状況の『サードマン現象』」703冊目

確か高野秀行氏が勧めてたので予約した本。 生死を分ける場面で、姿のない「サードマン」が現れて自分に指示をしてくれたおかげで命拾いをした、などなどの話を集めたものです。合理性の国アメリカっぽくない気がする、あるいみオカルト的、日本でなければア…

奥田知志・茂木健一郎「『助けて』と言える国へ」702冊目

2013年発行。最近見た特集番組で奥田知志が取り上げられていて、もっと知りたいと思って借りて、よく見たら対談集だった。茂木健一郎は、以前はTwitterをフォローしてたこともあったけど、その頃彼はなにかに怒ってることが多くて、読むのに疲れて外してしま…

能町みね子「結婚の奴」700冊目

いやー面白かった。かなり赤裸々に(文筆のプロなのでいろんな脚色もあるのでしょうが)書いてあるものを面白がるなんて失礼かなとも思いましたが、物見遊山なだけじゃなくてすごく興味深くて引き込まれて、あっという間に読み終わりました。 結婚ね…。一回…

高野秀行&角幡唯介「地図のない場所で眠りたい」697冊目

やっぱり面白い。高野秀行の書くものは100%面白い。ときどき腹を抱えて笑える、じわじわと好奇心がたぎってくる、読み終えて充実感と目が開けたような感じがある、など、いろんな意味で面白い。 この本は彼の早稲田大学「探検部」の後輩であり同じくノンフィ…

しいたけ.「しいたけ.の小さな開運BOOK」694冊目

発売と同時に読んでみました。 どうしても、自分が何色かわからなかった…。 オタクで対人関係が苦手なエメラルドか。仕事のときだけはきびしいネイビーか。マイペースでメモ取りな茶色か。運命に翻弄されるけどへこたれない金色か。 基本は茶色かエメラルド…

たつなみ「すこしずるいパズル」693冊目

これ、Twitterで流れてきたのを見て、すごく面白かったので買ってしまいました。むずかしくてヒントなしではほとんど解けないのですが、ヒネリが利いていて、なんか可愛いので挑戦するのが楽しい。 夕方に届いて、夜遅くまで解き続けてしまいました! Twitte…

吉永小百合(取材・構成 立花珠樹)「私が愛した映画たち」691冊目

日本の女優の大本命、吉永小百合がとうとう自分の作品を振り返る本を出してくれました。立花先生、大活躍。 吉永小百合って人は若い頃のチャキチャキした役柄のとおりの、竹を割ったような性格の行動派だな、という印象ですね。いくつになっても若々しく明る…

ロビー・ロバートソン「自伝 ザ・バンドの青春」682冊目

この本をもとにしたドキュメンタリー映画をやっと見たので、本の方も読みたくなってしまった。上下二段で515ページという分厚い本だけど、ロビー・ロバートソンの生い立ちからザ・バンド解散直前の「ラスト・ワルツ」まで、彼と一緒に一生を生きなおすかのよ…

村井章介「世界史のなかの戦国日本」679冊目

高野秀行の読書本で取り上げられてたのを読んでみました。歴史がまるでダメで、大河ドラマとか見ても全然理解できない私にはとても難しい本だったけど、面白かった。蝦夷地や琉球の支配、ヨーロッパからの武器の伝来、倭寇や秀吉の朝鮮出兵といった出来事を…

乾き亭げそ太郎「我が師・志村けん」677冊目

これは、20年にわたって志村けんの付き人兼運転手~弟子として身近に見てきた芸人の書いた回想記。日本じゅうの人たちが、志村けんのことをもっと知りたかったと思っている今、すごく求められていた本だと思います。 ものすごくストイックで、芸のために自分…

高野秀行「移民の宴」675冊目

今度は日本国内にある、各国からの移住者コミュニティを訪ねて、彼らのご飯を見せて(食べさせて)もらうという企画。海外に出ることも戻ることも難しくなっている昨今、これはいい企画だ(書かれたのは10年も前だけど)。 たいがいの海外からの移住者は、自…

高野秀行x清水克行「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」674冊目

高野秀行の辺境書を何冊か読んだ流れで、これも読んでみました。 急にハードル上がったかな。歴史をまるきり全然勉強してこなかった、受験科目からも外した私には、出てくる日本史上の話にまったくついていけません。でもすごく面白い。辺境を目指す人たちは…

「月10万円で豊かに暮らせる町&村 Vol.1と2」672~3冊目

年金が出るまでまだあと10年もある。それまで(それ以降も)なるべく貯金を減らさずに暮らすにはどうすればいいか…。収入を増やすか。でも今はフルタイムでガチガチに働くのはもうしばらく休みたい(あるいはこのままやらずにすませたい)。そうなると生活費…

ジョシュア・フィールズ・ミルバーン+ライアン・ニコデマス「minimalism 30歳からはじめるミニマルライフ」670冊目

荷物を減らして田舎暮らしをしたい、キャンピングカーで生活したい、とつぶやきながらまたこんな本を借りてみます。(ガラクタでいっぱいな部屋の中で読んでる) ハウトゥも少しはあるけど、ほぼ全編が、過剰でストレスフルな生活から不要なものを排除してミ…

沼畑直樹「最小限主義。」666冊目

思い出も愛着も、基本的に「人には何も必要ない」と決めてしまえば、ポイポイ捨てられれう気がしてくる。私は実家を引き払ってきていて、生まれたときからの荷物を全部持ち歩いている。アルバムも絵も文集も、愛読書もCDも。レコードやカセットテープまであ…

坂下千瑞子「がんになった人だけが知っている人生で大切なこと」663冊目

中年になると、友人や知り合いにがん経験者が何人もいます。私なんて、健康診断で再検査になっただけで眠れないくらいなのに、見つかってしまって、入院することになって、手術して…という心労は想像もできないです。何の気なしに、あるいは励ましたり慰めた…

ブレイディみかこ「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」655冊目

ブレイディみかこさんは、テレビや雑誌の記事で何度も見たけど、私と同年代なのだ。私もパンク好きでバンドやってたし1992年にロンドンに半年住んでいたことがあって、「ここの誰かと恋をして結婚して、ずっと住んだらどんな感じだろう」と何度も何度も想像…

高田好胤「心 いかに生きたらいいか」652冊目

図書館の「リサイクル本 ご自由にお持ち帰りください」コーナーにあったのを持って帰って読みました。この本は実家にもあった。母がありがたく読んでた。やたらと般若心経を勉強しようとしてたのは(その後父もだけど)、この人の影響だったということがよく…

能町みね子「そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか」650冊目

いつもTwitterを面白く見ているし、テレビで見るときも感覚鋭く的確で「この人いいなぁ」と思ってたのですが、文章だとさらに歯に衣着せぬ発言で埋め尽くされていますね!ちょっと引いてしまうし、直接会ったら切り刻まれてしまって私など灰も残らないんじゃ…

松崎智海「だれでもわかるゆる仏教入門」646冊目

なにかのきっかけでTwitterをフォローするようになった、ユーモアセンスあふれるお坊さんの書かれた本。うちも浄土真宗だからか、親しみが持てて面白く読めました。 仏教って身近なようで良く知らない。大昔に日本史で、親鸞が浄土真宗で空海が真言宗で、み…

パラマハンサ・ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」639冊目

ある人からこれの原著(英語版)をいただいたんだけど、インド哲学の用語が難しくて、和訳を借りてきてしまいました。 この本はヨガナンダさんの生まれ育ち、ヨギとしての修行の記録なんだけど、生まれてからずっと、わりと頻繁に、奇跡に出会います。コレラ…

ジョディ・カンター、ミーガン・トゥーイー「その名を暴け」610冊目

原題は「She Said」。この本の本質は誰かの名を暴くことではなくてワインスタインやカバノーの過去の性的暴行を公にして立証することなので、この邦題は不適当で煽情的なんだけど、本はとりあえず手に取ってもらうことに意義があるという意味では、宣伝効果…

チャディー・メン・タン「JOY オンデマンド」577冊目

マインドフルネスについて何冊か読んでるんだけど、瞑想を「ジョイ・オン・デマンド」って表現するのって軽くて面白い。深遠で難しそうな顔をしなくてもいい、瞑想を楽しんでいいんだよ、っていう著者の意図が伝わってきます。 瞑想はインドの昔の知恵だと思…

浅生鴨「どこでもない場所」569冊目

エッセイ集。これも面白かった。 小説と同様、すごくまともなんだよね、話者の感覚が。変な人が変なことを言うとドン引きするし、面白いほう、面白いほうに行こうとあえて志向してるところが、その人自身はちっとも変な人ではない。Twitterで私が勝手に思い…

レンタルなんもしない人「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」563冊目

どういう経緯か忘れたけど、この人のTwitterを半年くらい前からフォローしていて、彼の傍観者的な感じを面白がっています。 この本は彼のtweetを見てるのと近いけどちょっと違います。まとめて見られる。ちょいちょい、彼自身による補足が入る(←これTwitter…

浅生鴨「だから僕は、ググらない。~面白い!を生み出す妄想術」561冊目

この人のTwitterは本当に面白い。スコーン!と外してくる。で、笑わせる。 NHK広報の中の人だったときから、今に至るまで、常にどこかネジが外れたような、あえてネジをかっちり締めずに緩みを残そうとして、緩めすぎて外れかかってるような、予想外のつぶや…

えらいてんちょう「しょぼ婚のすすめ」530冊目

面白かった。私も似た考えだったんだけどなぁと思った。若いころ、日本の人口減少傾向のことをなにかのデータで見て、子ども作らなきゃ!と思った。長くつきあってた人に「子どもが早くほしいから結婚しよう。いやなら別れて」っていって結婚した。。。 では…

半藤一利・出口治明「世界史としての日本史」522冊目

感想をなんて書けばいいんだろう。 わずか250ページの新書で、世界史としての日本史を把握できるはずもなく、この本は「ネットやメディアから流れてくる断片的な情報をうのみにするな」「本を読め、勉強しろ、教養を磨け」「まず選挙に行ってないやつは行け…

モーリー・ロバートソン「悪くあれ!~窒息ニッポン、自由に生きる思考法」519冊目

いつも「所さん!大変ですよ!」で見ている、いまは好々爺ふうのモーリー・ロバートソン。アングラ好きな友達は彼のことを崇拝していて、そのギャップが埋められなかったので、一回彼の著書を読んでみようと思いました。 すご~く易しいことばで書かれた、本…

井出明「ダークツーリズム~哀しみの記憶を巡る旅~」518冊目

”負の遺産”に行く目的でどこかに出かけることはめったにないけど、行った先にそういうのがあるってわかったら必ず行きます。沖縄も、ベルリンも、広島も。一度だけボランティアツアーで福島に行ったのも、本当のことは自分の目で見て自分の足で歩いて知りた…