永井玲衣「水中の哲学者たち」815冊目

哲学って「いかに生きるべきか」を難しい顔で死ぬまで考え続ける学問?(違ってる気もする)

この本の中で、小学生が「人はなんで死ぬか」といったテーマを好んで選ぶと書かれてるけど、私も小さいころずいぶん考えて、「人生はつぶすためのヒマである」って答にたどり着いた。それで納得してしまって、人生について、みたいな大きなテーマはあまり考えなくなった。もっと、どうすれば好きな人に嫌われないかとか、目先のことをずっと考えてた気がする。

半隠居の今はますます「この後の何年~何十年か、どうやってヒマをつぶすか」だけが自分の考えのメインになってる。でも・・・もしかしたら、実現しようがしまいが、もっと高邁な考えを持っていた方が健康で賢く優しく生きられたんだろうか?

人と大きなテーマで語り合うことの意義が、まだ私にはイメージできてないのかな・・・。(小学生より幼い感想文になってしまった)