本)まんが

つげ義春「つげ義春全集4 李さん一家/海辺の叙景」1258冊目

全集の中で、先日見た「旅と日々」の原作となった2作のうちの1つ「海辺の叙景」が収録されている巻。といっても筑摩書房からの全9冊の全集の発刊は1993年。その後2020年に講談社から改めて全集が発売されて、こっちは全22巻もあるんだけど、マンガを最後に…

つげ義春「つげ義春全集5」1254冊目

収録作品は「紅い花」のほかはだいたい「xxの宿」か、違うタイトルでも旅と宿の話です。「西部田村事件」「二岐渓谷」「オンドル小屋」「ほんやら洞のべんさん」「もっきり屋の少女」「やなぎや主人」「長八の宿」「リアリズムの宿」「枯野の宿」「庶民御…

四方田犬彦/中条省平 編「1968 (3) 漫画」1253冊目

これはすごい本でした。読みたいマンガがいくつかあって、調べたらこの本に載っているらしい、ということで、「読みたい本リスト」に入れておいたのは覚えてるのですが、何が読みたかったかは思い出せません…でも、今年3月の訃報あるいは映画「旅の日々」で…

楳図かずお「14歳」1215~1227冊目

「わたしは真悟」に続いて、未読の楳図かずおの傑作を全巻読み。「真悟」より後、巨匠最後の大作です。文庫本でも13冊。 培養肉の池から突然変異として発生したチキン・ジョージは、天才?悪魔?それとも神?その出自を考えると人間を憎むのも無理はない。(…

楳図かずお「わたしは真悟」1208~1214冊目

この歳になると、文庫版だと精緻な絵の細部まで味わえないのが残念だけど、今は本より映画よりマンガが読みたい。ということで、マンガ喫茶の在庫検索をしたり、スーパー銭湯で探したりしても見つからなかった名作「わたしは真悟」をTSUTAYAのコミックレンタ…

竹宮惠子「少年の名はジルベール」797冊目

これが竹宮惠子サイドの物語。 先に萩尾望都の「一度きりの大泉の話」を読んで、多分竹宮惠子も辛かったんだろうなと思って、読んでみました。 みんな懸命に描き続けてきたんだなぁ。と、しんみりと感じ入るしかないですね。追いつめられることが続くとおか…

萩尾望都「半神」689冊目

また萩尾望都の単行本を買ってしまった。この短編集は、どうも過去にまるごと読んだ記憶がある。それにしても面白いし美しい。少女まんがにしかない「夢」がある。うっとりした感じ。「去年マリエンバートで」みたいな、ゆったりとして夢見るようなトーン。…

萩尾望都「バルバラ異界」683~685冊目

<ネタバレあり> 図書館で4か月順番を待ったけど、まったく順番が進まないのでとうとう買いました。複雑かつ広がりのある、SFでありながら少女まんがの美とロマンを備えた名作でした。 去年マリエンバートで はもちろんのこと、惑星ソラリスと、ミッドサマ…

萩尾望都「ポーの一族 春の夢/ユニコーン/秘密の花園1」636~638冊目

2016年に執筆が再開し、現在も掲載中らしい。すでに出版されている単行本は再開後のシリーズ1が「春の夢」、2が「ユニコーン」そして3「秘密の花園」はまだ未完。いずれもエドガーとアランの物語です。ブランクを感じさせない、みずみずしい(やけにろう…