東田直樹「世界は思考で変えられる」834冊目

最初は自閉症の人の内側の気持ちが知りたくて読んだけど、この人の文章が好きになって何冊か読んでます。反射的に人とうまくやれる人は深く考える必要がないかもしれないけど、不器用な私は、なぜうまくいかないのか考える。そんなときに、考え続ける東田さんの考えを聞いてみたくなる。

彼の書くものに目を開かされる感じがするのは、すごくフラットに観察できる人だからかな。感情が高まってどうしようもないとき、そんな自分を外から見たら、感情だけが高ぶっていて事実関係を見てないことに気づく。そういうところまで、この人は見てて、どうすれば冷静に、前向きに対処できるか、的確なアドバイスをくれます。

今ちょうど考えてたことについてもヒントをもらいました。ありがとう東田さん。