2014-12-28から1日間の記事一覧

村田喜代子「光線」324冊目

安定の読み応え。といっても、最初のほうは若干いつもの幻想的な空気を感じず、彼女の書くエッセイのような印象が少しありました。後半「夕暮れの菜の花の真ん中」、「山の人生」、「楽園」の3編は、まさに村田喜代子節、デビュー作をも思わせるスリリング…