いいお話だった。 家族を亡くした一人の幼い少女が、銀堀りの男に拾われて、誰よりもたくましく生き抜いていく一代記。読後感が切ないのは、彼女は才覚に恵まれていたのに、”女だてら”の英雄にはならず、静かに生きて消えていく者たちをただ見続けて送り続け…
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