喜多あおい「プロフェッショナルの情報術」572冊目

テレビ番組の制作に欠かせない、影のキーパーソンである「リサーチャー」の草分け、喜多あおいさんがご自身のすごすぎる情報収集・整理・提案の方法を、惜しげもなく書いてくれたのがこの本。すごいノウハウがたくさん詰まってるのに、全部書いてあるのに、実際にやろうとすると超大変。だってめちゃくちゃ手間をかけているんですもん。しかも超絶ノウハウのある人が。これを一般庶民の私がまねしても、たぶん1%くらいしか実現できないだろうな…と思いますが、でも、何かを「調べる」ときにこのくらいの努力は必要なんだな、ということを思い知りました。

すごく面白い本です。テレビの裏側のすさまじさも垣間見ることができました。