これも2002年作品。
濱マイクらしくない、サナトリウムのようなところが舞台。閑話休題というか、外伝というか。
施設長が鈴木京香で入居人に大塚寧々など。おっとまだ初々しい菊池凛子が出てる。(余談:彼女のプロフィールを見てたら、新藤兼人「生きたい」でデビューしたとあります。ちょっと見てみたくなりました)
そして、「マイクに似た木」が近くの森の中にあります。森は本人の心。森の奥に何を見つけるかは、人によって違うのでしょう。鈴木京香が、入居人それぞれに、ヒントのような答えのようなことをささやき、彼らは「本当に欲しいものを見つけるとそこを出ていく」。
おもしろ・・・くもあるけど、深いというより、若いときの感受性のままの世界という感じです。これを濱マイクシリーズであえて作る必要はべつにないと思うけど、作ってみたかったのかな・・・。