富田純明「50歳から個人で行くユネスコ世界遺産の旅」551冊目

さて、これから海外旅行関連の本が続きます。

この本では初心者~上級者の順に旅程(おもに著者自身の過去の旅行ルート)が紹介されていて、最初は個人旅行がまったく初めての人が世界遺産めぐりに挑戦するためにガッチガチに固めたルートがまるでパッケージツアーのように示されます。なんだろう、この、飲み会で偉い人につかまってお説教されてるような気持ち…。?個人旅行って一時期すごく流行ったけど、行先によっては結局現地でいくつも現地ツアーに入らないとたどり着けない観光地も多かったりして、ビザやらホテルやらの確認も含めると、日本発のパッケージツアーのほうがいいんじゃない?というケースも多いと思います。

著者が行った14回の世界一周ルートが、フライトキャリア名とともに提示され、各都市で何を見たか、どんなトラブルに巻き込まれたかなど書かれています。この方の旅程は、これだけ行ってるので行先はバラエティに富んでいますが、どの日程12~18日程度で、何か月もかけて世界を回るルートよりは自分でも実現できそうです。