藤井孝一「超・個人事業主 なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか」888冊目

数年前から青色申告を行い、3年前に会社を辞めて自営業一本になった私としては、気になるタイトルです。ぱっと見、外国の本の翻訳みたいに見える表紙のデザインは、たぶん戦略なんだろうな。

なぜ私が会社を辞めても食べていけてるのか?と思ってる知り合いもいるだろうなぁ。それは収入に見合った支出に抑えるように努力しているから。コーヒー豆も安い生豆を仕入れて自分で焙煎してたし、洋服は無印とユニクロを通り越して、しまむらとワークマンにも行った。私の場合は一人暮らしで節約が趣味みたいなものなので、あまり苦労しなくても少し稼げればまあまあ幸せに暮らせるほうです。でもこの本はそっちじゃなくて、例えば家族がいて学校や生活に今までと同じ額の支出が必要な人が、生活を変えずに収入を確保する秘訣について書いています。

会社を辞めてから、新聞広告の仕事に応募したり、人から聞いた会社でパートしたりもしました。今はそれと別の仕事を受託してる。そろそろ、新しい仕事を覚えるのが少しおっくうになってきたけど、まだ好奇心はある。仕事そのものに夢中になれて、仕事の質を高めることが生きがいにできれば。今後の問題は体力だ。いくつまで働けるのかな、働ける体力をなるべくつけて温存するの、けっこう大事ですよ。と若いころの自分に言ってやりたい・・・。