毛受敏浩「人口亡国」974冊目

コンビニに行くたび、日本に外国人労働者は不可欠だと思う。その割に移民問題をあまり知らない、理解してない人がほとんどで、ちょっとバランスがおかしいと感じる。

この本は、そういう「何もしらないけどお世話になっている人」が現状を把握し、今後どうするべきか考え始めるためにすごく良い本だと思う。

私は日本語教師になるための講義を受けた中でその辺の勉強もしたので、ざっくりと問題を認識していて、実際海外から来た方たちに日本語を教えるなかで学んでいることもあるけど、「じゃあどうするのが良いのか」というイメージを持てずに将来を不安に思っていたので、最終章でドイツの移民政策について詳しく調査報告をしてくださっていたのがとても参考になった。言語は大切!必須!

ということで、ますます日本語教育に前のめりになっていくのでした・・・。

良書です。どんな人も一度は読むといいと思います!