小野正嗣「浦からマグノリアの庭へ」371冊目

これはすごく良かった。
子どものような素直な気持ちで、この人が素晴らしい本や素敵な人たちに触れてさまざまなことを感じるのが、熱く伝わってきました。

どうしてこういう小説を書かないのかな?小説はどれも、うすら不幸な感じで、暗くはないけどちっとも明るくないのに。このエッセイは、熱く語られた本を何冊も図書館で予約してしまったし、マグノリアの庭に自分も招かれたみたいにうっとりとしてしまった。

ぜひぜひ!これを小説でもやってください。まじで。