「月10万円で豊かに暮らせる町&村 Vol.1と2」672~3冊目

年金が出るまでまだあと10年もある。それまで(それ以降も)なるべく貯金を減らさずに暮らすにはどうすればいいか…。収入を増やすか。でも今はフルタイムでガチガチに働くのはもうしばらく休みたい(あるいはこのままやらずにすませたい)。そうなると生活費を減らすしかないわけで、この本のタイトルにぐxぐっと惹かれてしまうわけです。

この本では29組のファミリーが日本の山、海辺、島へと移住した後の生活の経済やその暮らしがつづられています。テレビ東京の番組のの書籍化。2005年に出てるんだけど、今の方が売れそう。再版かかってたりして?

月10万円の中には家賃(だいたいすごく安い、2万円以下がほとんど)や住宅ローンが含まれてることもあるけど、まったく記載がない場合は移住前に住宅購入済(今はローンなし)だったり、無償で住居の提供を受けたりしてることもあります。食費がやけに安い一家は、夫は漁業、妻は自分たちで食べる分くらいの米を作っていたり。

しかしすべてが夫婦もの。一人も知り合いがいない町や村に移住するので、家族がいないと無理、なのかな。中年女性一人でやっていける町はないのか…。一緒に住むルームメイトでも見つけないとだめかな。

2冊読んだら、けっこう日本中どこでもいけるんじゃない?という希望が湧いてきましたが、興味を持ってググってみた民泊やレストラン(移住者が始めたやつね)がまったくヒットしなかったのは残念。でもそれより何より、このとき「移住ドットコム」など立ち上げていた番組監修者が、今ググるとFXで儲けるメルマガしかヒットしないのが、ちょっと切なかったです。。