映画を見たけど、当然ながらフィクション部分も多いだろうと思うので、原作を読んでみました。高齢のお母さんを連れて行ってみて、実際はどうだったのか?ということが知りたくて。
不思議なくらい、映画の印象に近かった。お母さんが階段から落ちて腰を傷めたときの話は、そこが東京であっても新潟であっても、痛いものは痛いし、周囲の協力が得られないときもあるだろう。気候も違うし言葉も通じない遠くの国に連れて行ったということは、(お母さんの心の中はわからないけど)思ったほど大きな影響ではなかったように感じました。ちゃんと人に囲まれて、心配されて暮らしているのがいい。同じ言語を話していても、通じないことは通じない。日本語とベトナム語で話していても、なんとなく話せているようなやりとりになる。
映画を見たときに始めたばかりだった日本語教師ボランティアは、教えるのがちっともうまくならないけど、なんとかやってます。お客さんとして海外に遊びに行くのとは違う関わり方・・・つたないなりに、続けていけるかな。