2009-01-01から1年間の記事一覧
A4変形サイズ、272ページオールカラー、ハードカバーの豪華本。 最近集中的におっかけている「デザイン史」関連ですが、この本はいわば「デザイナー図鑑」です。 どんなにうまくやろうとしても、個別のデザイナー(画家とかもだけど)をひとくくりにしてなん…
「仕事の設計図を描く」に続く、同じ著者の本です。 前の本は、仕事の時間的空間的な全体像を常に把握しながら進めていくための考え方について書かれた本、って印象でしたが、今回は総論よりも徹底的に各論に踏み込んだHow-to本です。 具体的に著者は、建築…
授業の流れで読んでみた。 正直歴史はからっきしダメなので、イランの今の国家がどういう風に形成されたかなんて説明できない。つい先日の大統領選のことも、少しあちこちで読んで知っただけ。 たまたま最近、26歳のイラン人の女性と、43歳のイラン人の男性…
友達に薦められて読んだ。 どの作品にも、一見とても平凡でまじめで目立たない人たちの”物狂い”が描かれている短編集。物狂いというのはここでは、狂気のようではなくシラフで冷静だけど、その人のある一部分だけが常軌を逸した方向性に走り出して止まらなく…
このマンガ家はかなり昔から知ってるけど、エロマンガを描いてる男性だと思ってた。当時流行の、スタイリッシュな感じの絵と、突き抜けた感じのやばいストーリーが印象的だった。そういうイメージがあったので、ちょっとチュウチョしてたけど、この人の本を…
この前にデザイン史の教科書を読んだところ、教科書的で(当たり前だ)工業デザイン、建築、ファッション等のジャンル別に流れを概観しただけだったので、「であんたはどう思うの?何が好きで何が嫌いなの?」と著者を問い詰めたい気持ちでいっぱいになって…
どこまでジャンルを広げる気だ、このブログ。 もう卒業した学校にまだときどき遊びに行って、古典を読むクラスに顔を出してるんだけど、「古事記は古典中の古典、日本人なら一度は読め」と言われて素直に読みました。 いやー面白かった。旧約聖書の比じゃな…
ビジネスの勉強をしているうち、今後重要なのはデザインだ!という話になってきたので、これからしばらくはアート系の本を読んでいく。3月に入ってから関連の本を4冊読み終えてこれは5冊目なんだけど、これからも興味深いものがあったら感想を書こうと思う。…
SEOのお勉強をしようと思って読んだ本です。 副題は「Web担当者が身につけておくべき新・100の法則」。 2000円という値段はお安くはありませんが、全ページカラーなので見やすく、セクションごとのページ色分けも効果的。中身も実践的で盛り沢山、この2000円…
怖い本を読んでしまいました。もう、今までのように軽い気持ちで駄ブログを書けません。この本は私のall-time愛読書になるでしょう。 私が敬愛する文章の達人 村田喜代子は、北九州在住の芥川賞作家であり、彼女の受賞作「鍋の中」は黒澤明「八月のラプソデ…
貧困に苦しむ村の女性たちに、自分たちで身を立てるための原資として1ドル、数十セント、といった少額融資を行う「グラミン(村の)銀行」を設立してノーベル平和賞を受けた、ムハマド・ユヌス氏の受賞後初の著書です。 世の中を変えることをやり遂げた、す…
吉祥寺に出かけたとき、古本屋の店頭で300円で売ってたので買ってやっと読んだ。ベストセラーは、読みたくても、買わずに図書館や人から借りられると思って、読みそびれるものが多い。 予想と違って日記のようなエッセイだった。もっとドラマチックで美しい…
この本を読み始めて何に驚いたって、ここ数十年の新刊本でおよそ見かけることのなかった●●●とか■■■■みたいな表現が伏せ字なしにふんだんに使われていることです。宝島社おそるべし。こういう●●●とか■■■■って、私が聴くような日本のロックですら一般発売され…
ビジネススクールで取り上げずにいられないデファクト・スタンダードの典型例・・・といえば、マイクロソフトのWindowsですが、また聞きにまた聞きを重ねた人が想像で書いたもの(世の中の本のたいがいがこれだ)を読んでも、ビルゲイツがIBMと交渉したとき…
最近本読んでないな。でもそういえば冬休み中に斜め読みした本があったので、書いておこう。 XML・・・最近これ重要なんですよ。Webサイト関連の仕事をしてるので、わからないでは済まされない。かつ、少しでもわかるようになると、仕事がずっとやりやすくな…