2014-08-11から1日間の記事一覧

ウィリアムズ・バロウズ「ゴースト」312冊目

なんだろう、ひとつも面白いと思えなかった。ストーリー展開があまりなく、一貫して「ミッション」氏の心の中の物語が進行します。露悪的?な脚注が延々と続きます。ブレードランナーは原作も映画みたいに賑やかでストーリー進行がしっかりしたものだったん…

ガブリエル・ガルシア=マルケス「愛その他の悪霊について」311冊目

これも、うるさいというか、忙しく人が行き交い大騒ぎする小説でしたが、やはりテーマはどこまでも深い。純真無垢な少女の気まぐれな意地悪や霊感の強さ。それが「悪霊の仕業」なのか否か?悪霊を祓うよう命じられてやってきた30代の司書が、彼女の奔放な美…