チャディー・メン・タン「JOY オンデマンド」577冊目

マインドフルネスについて何冊か読んでるんだけど、瞑想を「ジョイ・オン・デマンド」って表現するのって軽くて面白い。深遠で難しそうな顔をしなくてもいい、瞑想を楽しんでいいんだよ、っていう著者の意図が伝わってきます。

瞑想はインドの昔の知恵だと思ってたけど、この本では仏教由来のものとして(あるいは仏教が興ったあとでどう瞑想が用いられてきたか)語られます。

簡単そうに見えるこの本ですが、著者は探求心が強くてどんどん仏教聖典をさかのぼっていき、日本の本もインドの本も、もう広く深く学んでいきます。真面目に読んでると、ああやっぱり瞑想って難しいんだ、深いんだ…としり込みしてしまいそうですが、実際はやってみて楽しさを知ることが大事なんでしょうね。もっともっと先に行きたくなるかどうかは、それぞれの人で違うし、違っていい。

しかし、こういう「マインドフルネスとは」ばかり読んでてもできるようにはならないので、入口のHow to本も読んでみよう。 

たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND

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