片っ端からこの人の本を読んでる感じになってますが。
この本は、同著者の「食べ歩くインド」と「日本のインド・ネパール料理店」の中間という印象でした。読みやすいけど、やっぱり料理や食材の名前はすぐ忘れてしまって、何だっけ?と思いながらぼんやりと読んでしまう・・・(それは私の頭の出来の問題か)そして、「日本のインド・ネパール料理店」はネパールのいくつかの一族の大河ドラマのような「百年の孤独」のような壮大な物語だったのと比較すると少しだけど、この本にも日本の老舗ネパール料理店や彼らの今までの人生についても語られています。(バングラデシュやパキスタンから来た人たちについても語られてます)
元々シェフではなかったネパール青年たちが、生業として料理をするようになって、次々に独立していくのを見ていると、私にだってダルのひとつくらい作れるようになるんじゃないか?と思うけど、そう簡単じゃないんだろうな・・・
でも次は「サルでも作れるネパール料理」みたいな本を探してみたくなりました。(それくらい豆のスープが好き)