ちょうど半隠居したところなので、この分野の本には興味があったんだけど、共感するのが難しかったな…。ラッダイド運動もいいしGAFAMを攻撃するのもいいけど、誰かが開発して普及させた機械やソフトウェアがあるからPCでテキスト打って本が出せるんだし・・・本当に叩きたいのはその人たちなのか?なにか別のものごとに対するうっ憤をどこかにぶつけたいから書いているのでは?と感じてしまう。
私はブルシットジョブをしばらく続けて、セクハラやパワハラや無力感に何十年も耐えた後、今は路上生活者などを支援する団体のボランティアをゆるくやったり、どこでもできる面白い仕事(それなりに大変だけど)をちょこちょこやったりしながら、細々と暮らしてる。ブルシットな人たちを攻撃したいと思わないし、攻撃してる人たちとつるみたいとも思わない。結局のところ選択肢は無限にあって、自分が何を選ぶかだと思う。人を攻撃してる暇があったら自分のやりたいことに注力するほうが私はいい。ただ、ブルシットじゃない生活の収入はほんとに少ないので、ちょっとでも贅沢が好きな人には向かないと思う。(本当に贅沢が好きな人って少なくて、外からのインプットによって見栄を張りたくなってる人が99%だと思うけど)
まだこの生活も始まったばかり。面白い!と思えることに出会えて、久しぶりに今は魂の奥が喜び始めてるのが本当にありがたい。今後の人生を楽しみにしてろ、私。