いい本だった。好きなこと以外は苦手で、勉強にもなかなか身が入らなくてもいいのだ。好きこそものの上手なれ。のびのびと育った明るくて優しいさかなクンを見ていると、この本が育児の参考書にもなるんじゃないかって気がしてきます。(すみません、子育てをしたことはないので、想像で書きました)
あんなに繊細な彼が、愛する魚たちを調理して食べるうえで悩んだことはなかったのかなと思ったりしてたので、タコの死やウマヅラハギの美味を知ったときのショックを書いたページを読んで「ああ・・・やっぱり・・・」。命をいただくことは辛いこともあるけど、感謝して食べることも大事ですよね。
この本を原作とした映画が今年の秋に公開だそうです。さかなクンを演じるのは、なんと、のん。不思議と適役な気もします。見るのが楽しみ!